統計(とうけい)で何がわかる

 ここでは、国や東京都が行っている統計調査(ちょうさ)について紹介(しょうかい)します。

国勢(こくせい)調査

目 的
日本の人口と世帯の実態(じったい)を明らかにするために行われます。
対 象
日本に住んでいる全ての人が対象です。
時 期
大規模(だいきぼ)な調査のため、5年に一度行われます。
活 用
調査の結果は、議員の数の決定や税金(ぜいきん)の配分、都市計画の策定(さくてい)、防災対策(ぼうさいたいさく)などさまざまなことに利用されています。

 このように対象となるもの全部に対して行われる調査を、全数調査といいます。
 全数調査は、誤差(ごさ)の少ない詳細(しょうさい)な統計を作ることができますが、多くの費用と時間がかかります。

全数調査

国勢調査の流れ

  • (1) イラスト 統計調査員が各世帯に調査票を配り、記入と提出(ていしゅつ)の依頼(いらい)を行います。 手順1ここまで
  • (2) イラスト 調査対象者が調査票に記入します。
    (世帯員の数や就業(しゅうぎょう)の状態、住居(じゅうきょ)の種類など、世帯員や世帯に関する項目(こうもく)に記入してもらいます。)
    手順2ここまで
  • (3) イラスト 統計調査員が調査票を集めます。
    (このほかに、調査票を郵便(ゆうびん)で送る回答方法やインターネットを使って回答する方法もあります。)
    手順3ここまで
  • (4) イラスト 集めた調査票にまちがいがないかなどを調べた後、総務省統計局(そうむしょうとうけいきょく)に
    集められ、全国のデータを集計します。
    (平成22年に行われた国勢調査では、全国で約5000万世帯の調査票が集められました。)
    手順4ここまで
  • (5) イラスト 集計した結果を公表します。(冊子(さっし)、ホームページ)
    行政(ぎょうせい)や企業(きぎょう)など、広く利用されています。
    手順5ここまで

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